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本を旅する。

取材協力/weekend booksもりの

本を旅する。

何かを求める訳でもなくふらっと立ち寄った一軒の本屋さんで、偶然手にとった本に理由もなく瞬間的に引き込まれてしまう。しばらく読み進める中で感じたその本との心地良いフィーリング。内容はもちろんですが、紙の色、紙の厚さ、紙の質感。それぞれ違う感触も魅力のひとつ。そんな違いが、本の説得力をより高めてくれているように感じます。
「本」との出会いが今日も私をワクワクさせてくれる。

weekend books 沼津市大岡

一冊の本との偶然な出会い

いつまでも永くながく大切にしていきたい本、そっと誰かにプレゼントしたくなる本、ふわりとした柔らかい空気感が染み込んだ古書にここで出会うことができます。沼津市大岡にお店を構える「weekend books」は、古書の魅力に触れることができる素敵な場所。決まった月日に販売される新刊とは違い、不定期で少しずつお店の本棚に仲間入りする古書には“偶然の出会い”が付き物。
HPより本の入荷情報をお届けしているので「この本が欲しい」という目的を持って足を運ぶのも良いけれど、目的無く足を運んで自分の気が赴くままに本を選んでみるのも楽しみ方のひとつかもしれません。小売りの状態から一度切り離された“古書”にも関わらず、weekend booksの本棚に並ぶそれらからは“乾いた過去のもの”というような印象を全く受けないのです。それどころか、古書となってさらに魅力を増したかのように感じるものばかり。お店を切盛りし、本をセレクトする高松さんご夫妻のセンスによるものなのでしょうね。
「時間」によって、より魅力的に磨かれた古書に出会ってみませんか?

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もりの 富士市青島町

絵本の中からきた本屋さん

知る人ぞ知るなんてよく言いますが、富士市にある絵本やおもちゃの販売をしている「もりの」はまさに知る人ぞ知る、そんなお店。個人の住宅を改装した2階建ての小さなお店は、まるで絵本の中に出てくる本屋さんのように、おもちゃと絵本で埋め尽くされています。もちろん、各年齢に合わせたものを販売しているので、個人用に限らず、いろいろな方へのプレゼントを買うのにも最適です。オーナーの遠藤さんは、単純に本を販売するだけでなく、育児相談なども積極的に行っており、17年前から行っている「子育ち講座」は現在600人程の会員さんがいるそうで、そちらの活動も大きな柱になっているのだそうです。
店内の中には子どもが遊ぶスペース設計の提案もされていて、悩める親御さんたちにとって良き相談相手でもあります。絵本やおもちゃ選びにも、しっかりとアドバイスをもらえるので悩まれている方は一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

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