小長井さんは着物を通して日本の伝統文化の素晴らしさを発信しているひとり。富士宮市で創業110年の歴史を持つ老舗呉服店「布屋」の女将さんで、色とりどりの生地や文様の中から、それぞれの個性に合わせてコーディネイトの提案をしています。
多くの女性は20歳の成人式で振袖を着られますよね。小長井さんは「振袖はただ美しいものではない」と言います。「年月が経って、ふとその振袖を改めて手にした時、きっと当時の色んなことを思い返す時間になりますよね。着物はそうした思い出を大切に残してくれると思います」。
凛として心まで晴れやかになる着物に日本女性の美しさを感じます。布屋では、お客様と一緒に着物を着て歌舞伎を見に行ったり、歴史あるお寺へ足を運んだりとイベントを企画して積極的に和の文化に触れられる活動をしています。
だから、小長井さんを始め、布屋で働くスタッフの皆さんは、自分たちの仕事を『思い出づくりのお手伝い』と考えているそうです。和の文化に触れようとしている方にとって心強い味方となることでしょう。
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