TOP > ピンクのみりょく > 恋するピンク

 ハートの絵文字を使う時ってどんな時でしょう。たぶん、ドキドキした時とか、一目惚れのトキメキを感じた時。恋をすると思考を超えて直接身体の真ん中にキュンと来る感覚がありますよね。ハートはそんなキュンとする恋心を表す印。そして、いつからか「ハート=ピンク」となっていました。
 これは特に男性側に偏った考え方ですが、「好きです」とか「結婚して下さい」そんな少し照れくさくて言いづらいピンクな気持ちを時おり花に託して届けています。バラは「愛」、ひまわりは「あなただけを見つめる」、ハナミズキには「私の想いを受け止めて」など、花言葉には恋愛との関係が強いんです。そして少し以外と思う方もいるかもしれませんが、女性の多くは花のプレゼントを喜んで受け取ってくれています。「自分のために花屋さんで恥ずかしそうに花を買っている姿を想像すると嬉しくなる」とか「もらった花で、自分が相手にどう映っているか分かるから嬉しい」など、好印象です。だから、世の男性の皆さんにはもっともっと女性に花を贈ってもらいたいと思います。花は恋愛のシーンで心強い相棒なのですから。もちろん、時には女性から男性へのプレゼントという形があっても素敵ですね。
 今回、ご協力をいただいた「Fiorista」の店主小林さんも、奥様に自分の想いを花にのせて届けているひとり。「よく男性の皆さんはボリュームある花束を好んで贈ろうとする方が多いですが、女性はボリュームよりも、その気持ちに対して喜んでくれますから、あまり気負いせずに相手を想ってプレゼントしていただきたいですね」とアドバイスをいただきました。
 告白や記念日といったピンク色で染まる日はもちろん、日常でも気軽に花を交換し合う光景が街に溢れたら、あちこちから恋の息吹を感じられそうです。