素敵なライフスタイルを演出するフリーマガジン monoaru

vol.6 『モノアル』とは・・・

「行きたいお店があるんだ」
誰かをどこかに誘うとき。ふと、ひとりで食事に出かけるとき。
どこで何を食べるか。迷うことも多々ありますが、楽しい悩みを抱えるひとときなのではないでしょうか。
雰囲気と端的に表現されるその言葉はお店のアイデンティティのひとつであり、足を踏み入れる
人を優しく抱きしめるようなホスピタリティが詰め込まれているに違いありません。
空間という限られたスペースが人と人とのあいだに、どこまでも続くようなひろがりを届けてくれるから。
どうぞシンプルに「行きたいお店があるんだ」と添えて、あなたの大切な誰かを誘ってお出かけを。

まちのカレー屋さん 沼津市大手町 あなたを迎える心地よいひと時

店内をほどよく照らす照明と、カウンターのむこうに並ぶ色合いの美しい琉球グラス。品よく飾られる大小の絵。小洒落たダイニングバーのような空間に少しだけ照れるような気になるのはほんの一瞬。
扉を開けた瞬間、カランカランとドアベルが小気味良く鳴り響くと、店主と看板娘が「いらっしゃいませ」と嬉しそうに出迎えてくれるから、誰もがただいまといいたくなるような安堵感さえ覚えることでしょう。
賑やかな時間やひたすらに話したい気分、何も考えずに過ごしたいとき。いろんな想いを包み込むように、ふところ深く受け入れてくれるような気がして。店名に「まちの」とついているのはそんな包容力の現れなんじゃないかって。お店に足を運ぶたびにそう納得してしまいます。
 気持よく、そして美味しく満たされるこのお店とは「また来るね」と約束せずにはいられません。

Garden cafe ひとやすみの庭 小山町菅沼 絵本の世界のような、非日常を味わう

L’oasi(ロアジ) 清水町卸団地 気軽に集えるオアシスのようなピッツェリア

めん処 藤堂 三島市安久 一杯の麺と真っ直ぐ向き合える大人の間

茶庵 芙蓉 伊豆市修善寺 築百年の民家で味わう、四季の趣き

チャイナカフェ炎 富士市長通 料理に惹き付けられる美味しい空間 黒と赤を基調とした落ち着きのあるモダンな空間の中で、本格的な中華料理や中国茶を心ゆくまで堪能できる「チャイナカフェ炎」。本場中国人シェフによる料理は、どれも軒並み評価が高く市内外に多くのファンを持つ富士市の名店です。特に料理の味をと愉しみたい本格派の方々から多くの支持を受けています。
 見た目にも美味しそうなチャイナカフェ炎の料理。中華料理の豪華な盛り付けを引き立たせるため、空間は派手な彩色にせずあえてシンプルな造りにしています。卓上に運ばれた料理は間接照明の効果も手伝って輝いているかのよう。オーナーの齊藤さんは「お客様に料理を運びに行って『わぁー、きれい!』と言っていただけることがよくあります。見た目でも料理を愉しんでいただきたいと思っているのでとても嬉しいことです」と話してくれました。
 ここに漂う居心地の良さは、そうした空間演出とスタッフさんの落ち着いた対応によるもの。スタッフによる丁寧な対応からお店づくりがされているということを改めて気づかされます。
 それぞれの時間がきっと素敵なものになりそうです。

cafe&deli mogu 富士宮市上井出 五感で味わうひと時を 富士山の麓、緑に囲まれ自然と寄り添いながら静かな時が過ごせるお店「cafe&deli mogu」。その日に近隣で採れた無農薬野菜を使って、家庭では作りづらい手間のかかった日替わりランチやテイクアウトメニューをこしらえていて、身体が喜ぶ料理をお腹いっぱいに食べられます。
 店内に入ってみて驚かされるのは絶好のロケーション。富士山の雄大な姿が目の前に映り、季節によっては鳥のさえずりも聴こえてきます。ここで過ごすひと時は、小旅行に訪れた気分になったり、まるで森の中で食事をしているかのような気分にもなったりと、それぞれの人にとって特別なものになりそうです。また、その居心地の良さについつい時間を忘れて長居してしまいそう。お店を切盛りする秋津さん夫妻は「この場所まで足を運んでいただいた方には、街中にはないここでの時間をゆっくりと楽しんでいただけたらと思います」と話してくれました。
 日々忙しなく過ぎていく時間の中でmoguのように流れる時間を楽しむことができるお店の存在は、きっと心を潤してくれることでしょう。

atelier ptica 山梨県山中湖村 流れていく時間を味わう

 湖畔へ向かう波のように、ここにはゆるやかで静かな時間が流れています。山中湖の東側、木々に囲まれうっかりすると通りすぎてしまうような所でアトリエプティカはその静かな時間を愉しんでいました。
 店内には、店主である天野さんが趣味で集めたというビンテージ品や雑貨がいくつも並び、ガラス越しに見えるのは広々とする湖。ここを訪れる人の多くは、このなんとも贅沢な付加価値にきっと魅了され心を奪われることでしょう。
 「個人店たるお店をつきつめていきたい」気負うことなく天野さんはそう話してくれました。「プティカは私の好きなものが集まってできているお店です。だからこの雰囲気をなんとなくでも好きと思ってもらえたり、共感してもらえたりした時はすごく嬉しいですし、個人店でしか出せない空気感をこれからも大切に育てていきたいと思わされます」。
 ソファに腰をかけてひとりゆっくり読書するも良し、恋人や友人と会話を楽しむも良し。時間を大切に考える人へ届けたくなる心地の良い空間です。

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