持ち物は元気!!
「持ち物は、水着にタオルに、濡れても良い靴。そして一番大切なのは元気です!!」
開口一番そう話してくれたガイドさん。ジョークを混ぜながら一通りの流れを説明してくれる訳ですが、皆さんテンション高くて何より面白い!"自然と遊ぶ"ということを学生時代を最後にしばらくしていなかった私だったのですが、説明を受けて何だか子どもの頃の楽しい記憶が少し蘇ってきたようでした。
いよいよスタート
人生初のラフティングに挑戦!
スタート開始早々にそれはやってきました。コース内に全6箇所ある、"ポイント"と呼ばれる波のうねりが激しい場所。その中の1つである"釜口の瀬"に入った途端「さぁ、波が来ますよ!ボートの中に入って!」というガイドさんの声が聞こえたのです。
わずか数秒後、ボートの先端に座っていた私はビショ濡れ!予想以上に水をかぶったことに驚きながらも、この時私の中で何かが吹っ切れました(笑)。もうどうにでもなってしまえと。
1回全身に水を被ってしまえば、もはや怖いものなどありません。
そこから先は、ボートから川にダイブしたり、流れが穏やかな場所で川に身を任せプカプカ浮かんでみたり。そんな風に自然を満喫していると、私が今まで外から見ていた富士川の姿とは違って見えてきたのです。もっと身近というか、親しみあるというか。
「思いっきり自然を楽しもう!」とする心が、そういう新たな富士川の姿を見せてくれたのかもしれません。
やっぱり持ち物は「元気!」ですね。
自然と一体に
小さな滝がいくつも流れていたり、普段目にしない富士川の景色を見たりと今まで私が知っていた富士川とは全く違う顔を見せてくれたナチュラルアクションのラフティングツアー。"自然と触れ合う"なんて随分久しぶりで、忘れかけていた子ども心を取り戻したかのような気持ちにもなったのです。特にガイドさんは、"自然と上手に遊んでる!"というのがすごく伝わってきて、それに引っ張られるようにして私も楽しめました。子どもの頃に味わった新鮮な感覚を思い出させてくれた今回の取材。素晴らしい景色と素晴らしい体験、そして素晴らしい出会いに感謝したいと思います。
そして、皆さんに一番伝えたいのは、自然と向き合うことの「楽しさ」や「大切」は、私自身もそうでしたが"体験して初めて分かる"ということ。話を聞くのも楽しいですが"百聞は一見にしかず"まずは体験してみて下さい。視界も心も広がります!