富士山北麓、村全体が涼しさに包まれる忍野村。優美な四季と富士山の姿を水面に映す忍野八海があることは全国的にも有名で、こちらも涼しい場所として出かけたい場所。八海に限らず富士山の伏流水が複数箇所で湧き出ており、その流れを集めて桂川という清流がこれまた涼しさを感じさせてくれます。
清流桂川の上流はフライフィッシングを楽しめる場所としても親しまれており、元アメリカ大統領のカーター氏もこちらで釣りを楽しまれたほどの魅力を持っています。川岸には木陰もあり、八海をめぐりながら散策をするにも最適です。
現在は観光地として有名な忍野八海ですが、昔は富士山に登る人たちの体を清める霊場として、富士山信仰を集めてきました。
その名のとおり、八つの池で構成さているのですが、観光地として賑わいを見せる一方で、違う池を「八海」として認識してしまう方も少なくないのだそうです。他にも、昔のならわしによれば池を巡る正しい順番もあるそうです。
歴史ある尊い場所であるからこそ、先ずは自らでその歴史、魅力を下調べしたうえで、体験するという意識を持って足を踏み入れることで、その涼しさをより深く感じることができるのではないでしょうか。
忍野八海のいわれや歴史、ガイドブックには載っていない魅力を懇切丁寧に案内してくれる「ふるさと忍野案内人」も待機しています。八海、そして忍野村の魅力を存分に体験するにはもってこい。
お問合せは、忍野村地域振興課[0555(84)7794]または、忍野村観光協会[0555(84)4222]までお気軽にご連絡ください。
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